…遠い昔、はるかかなたの‘小原台’で…
(小原台 ってのは防衛大学校がある地名で、防大の代名詞にもなってる地名です)
最近最新作が公開された
「ス●ーウォーズ」
風にブログの冒頭を始めてみました、ユメソです。
僕が防大受験したのは2009年ですから、
‘遠い昔’とはいいがたいような…
しかも、僕大阪で高校生やっててからの受験ですから
「大阪から小原台へ」
ということになってという話で…
宇宙のかなたの学校受験したわけでもないんですけどね。
さて、防衛大受験トリビアですが、もうちょっと書きたしたいなと思ったんで、
「追加のものも読んであげてよくてよ、ムフフ」
という方、
とことんつきあってもらいます(笑)
では行ってみよう~~~
其ノ三
給料が出る(補足)
直前のブログで、
「防衛大学校に入ると給料くれますよ!!!」
って記事書きました。
月10万、ちょっと超えてたと思います。
…ん!!!
と思った液晶のむこうのあなた!!!
鋭い!!!
「課業時間が仮に9時‐17時だったとすれば1日8時間。
月‐金の週5だとして週40時間。
1ヶ月4週だとして月160時間。
それで月10万円だとすれば10万÷160=625
時給625円!?
おいちょと待てよ、最低賃金下回ってるやんけ云々かんぬん
ブツブツブツブツ南無阿弥陀仏…」
心配御無用!!!
防衛大学校学生は、警察とか消防とかと同じく、公安職公務員なのであります。
何が書きたいか!?
公安職公務員すなわち、
労働基準法の適用対象“外”なのであります!!!
最低賃金なんて
「そんなの関係ねえ~~~!!!」
という話。
ハハハ!!!
ホーリツって恐ろしいですねぇ~~~
文章一つで人間の運命ここまで左右できるんですよ!!!
もっとも一般の大学と比べた時に、
追加でのバイトなく月10万入ってくるんだったら、「十分やんか!!!」とも思いますけど。
其ノ四
受験料はタダ
今(このブログは2017年12月に書いています)の大学入試がどうなってるのか知りませんけど、
僕らの頃は「センター試験」ていうのがありましてね。
それにまず1万ぐらい取られますね。
で、「センター試験」の結果をもって各国公立大学(使うところは私大も使いますけど)受けに行くんですが、
そこでまた万単位の金取られたと思います。
私大なんか
「センター利用」 「センター併用」 「全学部日程」 「学部個別A日程」 「学部個別B日程」 …
各大学で細かいところは違うんですが、とかく大量の受験方式があって、それぞれにンン万円、て払わなきゃダメなんですね。
「それで儲けてるやろ!!!」
っていうぐらい!!!
ところがなんと、
防衛大学校学生採用試験は、無料で受験できるのであります!!!
防衛大にかかわらず、
例えば普通の大学を卒業して受ける公務員試験も、受験料はタダです。
何でこんなことなってんのかというと、
官吏になる人間は、純粋に能力で選ばれるべきだ
という建前があるからです。
時代劇でありがちな‘袖の下を通す’ていうのはよくないし、
いかなる経済状態にあっても、公務につける‘機会’を提供するのは、法が公権力に要求する平等の一形態ですし、
経済状態にかかわらず優秀な人間を採用することが国家や社会、国民に資する、
という発想なのです。
ちなみに書いときますけど、
あくまでも受験料がタダなだけですからね。
別の言い方をすれば、
受験票とか、願書の郵送費とかは自腹ですからね。
ということでですね…
一般の大学よりも前に試験があるし、
タダだし。
模試代わりに受験してるやつが多くってですね…
‘防大模試’状態…
一次試験を全員に強制的に受けさせる高校もあったりで!!!
「国家予算のパラサイトやろ~~」って感覚ないんですかねぇ…
ま、
「世の中そんな学校もあるんやねぇ~~~」
と思いながら受験した次第です。
※アイキャッチ画像はWikipediaから引用しています。
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