ゼミ選びに失敗しました。

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同志社大学の法学部では、少なくとも2012年当時では、2年次の後期から「ゼミ」が始まります。

法学部には2つの学科、すなわち「法律学科」と「政治学科」がありまして、
ゼミ選択はしかし、学科をまたぐことはできました。

つまり法律学科のくせに政治学科の先生のゼミを選んでもいいし、逆もそうですね!

まあ、確かにそんなことしてる人、数は多くないですが。

で、問題は
私大の総合大学って、人数メチャメチャ多いじゃないですか!!?

でもゼミって本来は少人数でやるもんですよね!!?

そこで、人気な先生は学生が集中するから、抽選があるんです。

抽選に漏れれば2次募集かけてる先生のところに応募します。

当然、1次募集で締め切る先生が多いです。

人気教授の1次募集で漏れた場合、2次応募・3次応募できるのは、失礼な書き方ですけど ‘いまいちな’ 先生であることもあります。

ただ、
理論上は、募集に落ちまくってるうちに全先生が募集を停止すればゼミを受講できないなんて事態もあり得ますが、
実際は誰を入れるか入れないかは各先生が独自の基準なり裁量なりで決めていますし、 ‘温情’ で入れてくれることもあるので、実際は漏れることはほぼないと書いていいでしょう!!!

僕は最初、民法のY教授のゼミに応募しました。

落ちました!!

‘人気教授’ だったので!

そこで僕は、何を思ったのか、 ‘直談判’ することにしました。

といっても「俺もお前のゼミに入れんかい!!!」みたいな ‘殴り込み’ に行ったわけじゃないですよ!!!

「俺、直談判に行くねん!!」て言ったら「は!? そんな ‘ゴリ押し’ が通用するの!?」みたいな目やオーラ受けましたけど、
どちらかというと「情報開示」が表の理由でしたね。

Y教授
…に限った話じゃなくって、そういう先生は多くいるんですけど
志望理由書みたいな書かされましてね。

それも含めて「どうして僕が落ちたのか教えてください!」的な。

ただまあ、今から思えば、 ‘裏の本当の目的’ じゃないですけど、
‘人とちがったことする’ とか ‘あんまり多くの人がしないような体験をする’ のが好きで、今回それがたまたま ‘直談判’ という形で出ただけじゃないかなあと分析しております。

アポ取ったら会ってくれましたよ!

その教授、噂では「実際は成績で判断してて、志望理由書は見てない」とか言われてましてね!

会えばその真偽にも迫れるかと、若干ウキウキしてたんですが…
実際に指摘を受けたのは志望理由書です!

「コナンに出てくる毛利蘭の声優の山崎和佳奈師匠はうちの大学の工学部の出身」ていう内容を書いた記憶あるんですよ!

何でそんなこと書いたのか全くわかんないんですけど!!!

「志望理由」とか「うちのゼミで何を学びたいか」とか一般的な質問だったはずなんですがねえ。

「自己PRしてくれ」とか、何かその手の ‘自由記載欄’ みたいながあったんですかねえ。
全く覚えてないですけど!!!

そこ突っ込まれたんですよね!!

ろくに考えなくても「当たり前やろ!!!」って話なると思うんですけど、
例えばネタがないとか、
あるいは「自分は面白い人間です」アピールの方向性をはき違えると
「何でそんなこと書くの!!?」みたいな話になってしまうんじゃないかと…!?

その先生のゼミは入れなかったんですが、別の教授のには入れました。

民法です。

特徴としては「各グループが民事法分野の判例を研究し、発表する」んです。

一般的なゼミでは、各先生それぞれに専門分野があって、ゼミ生の研究テーマはその専門分野に近いものになりがちだと思うんですが、
(ちなみに、Y教授の専門は家族法系です。家族法というよりも、教授で選んだ僕にとっては、「教授の専門への関心」という点で、確かに1段弱かったと思います)
僕が所属したNゼミでは、もちろん教授には教授の専門はありましたけど、各班の研究テーマは教授の専門にこだわる必要はなかったです。

「自由に研究しやすい」という反面
就活の面接で「専門は?」て聞かれた時に、かなり答えにくくって、だいぶ苦労しました。

多少なりとも失点になってたんじゃないかなぁと思います。

まあ、そもそも何で民法を選んだのかというと、公務員試験対策ですね。

どこうけるのかによっても変わりますが、
基本、公務員試験で要る主要な法律は憲法、民法、行政法です。
選択科目や職種によっては労働法とか刑法とかその他もろもろがありますが。

で、まあ、1番難しいのは民法だって聞いてたんで、「民法のケアをできる機会は多い方がいいかな」と思って選びました。

ゼミって、結構がっつりするところはがっつりするんで。
でも僕みたいに予備校で勉強しないと公務員試験対策についてけないやつにとっては、あまりにもゼミでがっつり時間を奪われるのも困るなと思ったんです!!

後はまあ、資格取得とか、他にもやりたいこといっぱいあったんで、その点でも「ゼミでがっつり勉強」ってのは嫌でしたけどね。

そういう点から書くと、Nゼミはほぼ僕の希望どおりのゼミだったと書けるでしょう!!!

ところが僕は、ゼミ選びは失敗したと考えています。

それは別に先生が悪かったからとかではなくって( ‘仲がいい’ というわけではなかったんですが)、
どちらかと書くと僕のミス。

つまり
「何々はこうこうこうだから厳しい」みたいなで、消去法で選んじゃった
というのが大きいですね。

書いちゃなんですけど
「ゼミはやっとかな就活とかで不利になるやろなあー」
「でも他でやりたいことあるからあんまゼミに力を注ぎたくないなあー」
みたいなのりでしょ!!?

せっかく入るんだったら
「おっ!!? このゼミ入りたい!!!」
ってゼミに入る方が、やっぱりモチベーションも高いし、結局はそっから溢れでる ‘ネタ’ で就活でも有利になったりするんですね。

先ほど民法ゼミを選んだ理由として、「公務員試験対策とかぶせられるから」だと書きましたが、
国家総合職とか、公務員を目指すこと考えた時、僕の経験ではそんなに有利には働かなかったように思います。

確かに公務員試験の主要科目をゼミでも勉強できるんですが、
ゼミでの勉強と試験対策って全然ちがうんですね!!

どちらかというと
ゼミでは1つの論点を深く研究していくのに対し
公務員試験は、結果として浅くなるかもしれませんがさまざまな論点をたくさん解かせたがります。

はっきり書いてゼミで民法やったぐらいじゃ公務員試験の出題範囲は全然カバーしきれません!!
効率が悪い事この上ない!!!

どうせなら公務員試験に直接関係ない、例えば労働法とか手続法関係とか国際私法とか、そんなのやってる方が、試験には関係なくても面接でしゃべるネタとしてはかなりおもしろいものができあがると思います。
本人に興味があればという前提ですが!!!

打算一辺倒が悪いというわけではありませんが
僕はそれで失敗したとは書いときますね。

 

‘失敗’ ついでにもう1つ

 

同志社大学の法学部には、 ‘卒業論文’ は存在しません。

その代わり、各ゼミで4年次に「ゼミ論」と呼ばれるものを書くんです。

これが実質的な卒業論文ですね。
(つまり、ゼミに入ってないやつは ‘卒論’ 的なものは書かなくていいということですね)

Nゼミにはゼミ論はありまして、
通常は1つのコマで1つの班が1つのテーマについて発表するんですが
ゼミ論期間中は1人が1つのテーマについて1コマで発表します。

民事法系の話題であれば研究テーマは何でもいいんです。

僕は当初「民法900条4号但書違憲判決」について研究しようと思ってたんですね。
(「民法900条4号但書違憲判決」が何かについては、今回は解説しませんね。それをやりだすとネタが法律系にいっちゃって、話が脱線してしまうんで!!)

だけど

当時、世間では「妖怪ウォッチ」が人気でして(今でも人気か知りませんが)、
それの限定グッズなんかがヤフオクで転売されてると、
それに対して規制をかけるべきなんじゃないかみたいなニュースを見たんです。

僕、当時ヤフオクを出品する側でやってたんで、おもしろそうだとおもってこっちに話題を変えたんです。

当然ですけど僕は規制反対の立場で書きました。

「純粋にそれで遊びたい子どもたちがかわいそうじゃないか!!!」という意見も分からなくはないのですが
そういう ‘変な正義’ のために新しいことに挑戦したり、そういう自由が奪われてはいけないと思ったんで。

ゼミ論を書く時に、書くべきものが2つあって
・判例

・参考文献
です。

法学部生が判例についてコメントすることは基礎中の基礎ですし、
学問の世界には「先行研究」ってもんがいるらしいので、参考文献は「先行研究」につながるもんだから必要と。

で、僕この2つを大きく逸脱する形で卒論を書いたんです。

まず判例なんて、そもそも裁判になった事件ではないので存在自体してませんと。

参考文献も、ヤフオクに関して、それも特定の誰かが揉めたわけでもないようなものに対して、それを法律上の問題として取り上げるような本なんかないんですよ。

この2つが、全くなかったことはなかったんですが、事実上欠けたことで、学術論文というよりも入試とかの小論文に近い形になってしまいました。

アレ発表した時の教室の雰囲気はすごかったですね~

‘怒られる’ っていうのももちろんあったんですが、
なんて書くか… ‘残念感’ みたいなのをひしひし感じたんっす。「何でお前こんな稚拙な…!!!」みたいな…
「お前ならもっとできるやろー!!!」みたいな、 ‘手抜き’ とでも思ったんでしょうかねえ。

その後、教授や他のゼミ生がどう思ってたかはわかりませんが、僕としては大きなトラウマになりましてねえ。

校庭でゼミ生に会ってもそっけない挨拶しかできなくって。

仲よくしてたN君からは「悩み事があるんやったらいつでも相談していいからな」なんて言われる始末で…

そのN君から言われたことですけど、
「 ‘型破り’ と ‘型崩れ’ はちがう」と。
「お前(すなわち僕)のは型崩れや」と。

要するに
型をちゃんとマスターした上でそれを変えていくのと
よくわかりもしないのにそれとちがう方法とる
のとでは全然ちがうということですね。

僕、実は大学に5年いて、正確には4年が終わった段階で1年休学したんですけど、
最後にそういうことしたし、まして同期は卒業して残ってるゼミ生は後輩の知らない人たちばっかだから、ゼミとの関係は半分自然消滅に近い形になるんですね。

僕、就職活動にメチャメチャ苦労しまして…
内定が全然取れなかったんですよ!!!

そんな時にある企業が追加応募みたいなかけてましてね…

その応募、ゼミ教官の推薦状がいったんですが、コレもらうのがものすごくしんどくってねえ~

ただでさえ休学中でゼミとは疎遠状態な上に、ゼミ論発表でのできごともあるでしょう!!?

こっちも内定ないまま卒業したくはなかったんで、「背に腹はかえられぬ!!!」と教授に頼んで、
まあそんなに何か言われるとかはなく、手続き自体は淡々と進めてもらえたんですが、
あの時の気まずさは半端なかったですよ!!!

しかも落ちたし!!!

あんなけギャーギャー騒いどいてからの不合格ですから、それをまた報告するのも気まずかった…!!!

自己啓発とか行ったら「失敗はどんどんしましょう!!!」みたいな話を聞きますけど、
防大の入校辞退にしろ今回のゼミの1件にしろ、
周りの失望を買ったりとかすると「こんな経験したくないわ!!!」と思ってどんどん無難な道を選びたくなるんですよね!!!

結局はそれを自分がどう評価するのかにかかってくるんだと思うんですけど、
僕みたいに周りの目に関して案外チキンなやつには「まあこういうこともあるさ!」くらいでさらっと流せるかと書いたら、流せないですよね!!!

あれから5年近くたちますけど、
たったそれだけのことでいまだにトラウマ引いてますからね!!!

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