【だんじり】 【岸和田】 岸和田だんじり祭について

ブログ
Pocket
LINEで送る
このエントリーを Google ブックマーク に追加

僕は大阪府は岸和田市の出身です。

※正確にいうと、出生は兵庫県尼崎市ですが

 

岸和田といえば、有名なのが

「岸和田だんじり祭」

 

小学校の早い内から、中2までお世話になってました。

 

実際に曳いてましたよ!

 

曳いてた身として、語れる事があるんじゃないかなあと、

今回の記事を書かせて頂きます。

 

だんじり祭りが行われる地域

 

だんじりは、漢字で「地車」と書きます。

 

その ‘地車’ 祭りですが、実は西日本のかなり広範な地域で行われてたりします。

 

ただ、兵庫県でやってる地車祭や岡山県でやってる地車祭は、

地車の見た目といい、祭囃子といい、岸和田の人達が想像する地車とは似ても似つかぬ地車です。

 

そこまで語りだすとキリがないし、そもそも僕が知らないので、今回は語りません。

 

岸和田型の地車の特徴って、ここも各地域で微妙な差があったりして、なかなか書けないのですが、

・特徴的な祭囃子

・やり廻し

辺りですかね。

 

実は、岸和田型の地車祭をやってる所って、岸和田以外にも沢山あります。

 

岸和田型の地車祭をする地区を抱えてる自治体を列挙します。

 

▪️香川県

坂出市(やり回ししたかどうかまでの記憶はない)

▪️和歌山県

橋本市

▪️奈良県

大和高田市

▪️大阪府

大阪市平野区、東大阪市、堺市、高石市、泉大津市、和泉市、泉北郡忠岡町、岸和田市、貝塚市、泉佐野市、泉南郡田尻町、松原市、羽曳野市、大阪狭山市、河内長野市

 

僕が知ってるだけでもこれだけあります!

 

他県でもやってるんですね!!

 

知らないだけで、もっとあるかもしれません。

 

時期は、初夏~秋まで、各地域で様々です。

 

有名な「岸和田地車祭」は9月に行われますが、

その他の地域は十月にやってる地域が圧倒的に多いです。

 

7月とかいう地区もありますけど。

 

僕の知る限り、9月に祭礼してるのは、岸和田地区と春木地区だけです。

 

岸和田地区は、旧市地区ともいいます。

 

南海岸和田駅から海側の辺りを指しますが、

昔から岸和田城の城下町でして、今でも市役所があったり、市内では早くから発展していた為、「旧市」とよばれています。

 

ここ10年20年ぐらいは、JR東岸和田駅周辺の発展が著しい為、そういう意味でも ‘旧市’ ですが。

 

 

上地車と下地車

 

地車の形式は大きくわけて2つあります。

 

上地車と下地車です。

 

上地車

(8時限目:《下地車(岸和田型だんじり)の話》| 関西だんじり応援団 (eonet.jpから引用)

 

下地車

 

岸和田型の地車は、狭くは下地車を指しますが、

地区によっては上地車でも岸和田風の太鼓囃子を叩いたり、やり回ししたりします。

 

さっき岸和田型の地車祭をする自治体を記載しましたが、

上地車を使ってるか下地車を使ってるかはまちまちですし、

同じ地区でも上地車と下地車が混在してる地区もあります。

 

岸和田では、9月に旧市地区と春木地区の2地区だけが祭礼し、その他の各地区(6地区ぐらいあったかな)は十月祭礼です。

 

その全地区とも下地車です。

 

岸和田に限らず、泉州地域で上地車を曳いてる地域って、堺の一部ぐらいじゃないでしょうか。

 

僕が知らないだけかもしれないですけど。

 

逆に河内の方は下地車って、ないんじゃないかな。

 

少なくとも僕は河内地域で下地車を曳いてる地区は知らないです。

 

 

服装

 

曳き手の基本的な服装は法被です。

 

各町で異なったデザインです。

 

法被は、まあ、僕が書かなくても有名でしょうけど、

それ以外にもけっこう細かい所があります。

 

 

地下足袋(じがたび)

 

まず足ですが、

地下足袋(じがたび)を履きます。

 

単に「足袋」ともいいます。

 

江戸時代の鳶職の人らがはいてた奴ですね。

 

ビーチサンダルみたいに、親指と他の指に別れています。

 

一般的な地下足袋は、普通の靴底に比べて底が薄いです。

 

中には「それだと足がしんどい」という人もいます。

 

そういう人達の為に、底にエアークッションが入った足袋を履く人もいます。

 

僕もエアー足袋を履いた事あるんですけど、

正直、普通の足袋と違いが分らなかったです。

 

負担が軽くなるとはいえ、本祭だけで丸2日、走りっぱなしですからね。

 

1000の負荷が998に減った所で、大した軽減じゃないでしょ(笑)

 

その程度のもんです(笑)

 

地車の曳行は適宜、休憩しながら曳かれます。

 

休憩の際は水やスポーツドリンクやタダで配られます。

 

それを足袋にかける子供らがいるんです。

 

見てた僕からすると「水はともかくポカリなんか足袋にかけたら足ベタベタせえへん!?」と思ってましたけどね。

 

一緒に曳いてた友達が休憩中ポカリとかアクエリとか足袋にかけてたんで、気になって質問してみたら、

やはり「ベタつく」との回答

 

熱くなった足に水分をかけると気持ちいいのは分りますが、

「足がベタついても平気なんやぁ」とは驚きでしたけどね。

 

 

パッチ

 

「パッチ」とは、ズボンです。

 

かなりピチッとしていて、ゆったりな服装が好きな僕にとっては、最初、慣れるのが凄く大変でした。

 

幼稚園か小学校の低学年か、パッチ履くのが嫌で、ごねて泣いた記憶あります。

 

でもこれ、不思議なもんで、

慣れると、パッチ履かないと地車を曳いた気分にならないです。

 

特に子供で、普段着に法被だけ羽織る人をたまに見かけるんですが、

幼い頃は僕もそっちの方がよかったんですがね。

 

‘慣れ’ って強力ですね。

 

胸当て

 

名前の通り、胸にかける布です。

 

‘格好いいよだれ掛け’ というか、背中のないTシャツというか…

(まあ、よだれ掛けとは似ても似つかぬ代物ですが)

 

露出してしまう部分は多いので、特に女子は下にTシャツを着ます。

 

男子であれば背中や脇が丸見えでも気にしませんがね。

 

胸当ては、年齢が上るにつれて着る人が少なくなります。

 

代りに法被の下はTシャツ1枚だけだったり、

名にも着なかったりする人もいます。

 

何か決りがある訳じゃないとは思うんですが…

 

胸当ては、前に袋があって(カンガルーみたいな…)、

ちょっとしたジュースとかなら入れとけるから、便利な服ではあるんですけどね…

 

 

法被

 

さっきも法被を書いといて、しかも僕から解説するのがないかの如き書き方してなんなんですが…

 

法被は基本、町単位で皆が同じ柄のを着るんですが、

中には同じ町内で、大多数とは違う柄の法被を着てる人達がいます。

 

町にもよりますが、

・大工方(特に大屋根)

・綱元

・青年団の団長

・前梃子

の法被は、柄が他の人達と違ってる場合があります。

 

この人達って、要は役職があったり権威が高かったりするから、法被の柄が異なってるんですね。

 

 

鉢巻、御守、髪型

 

地車も祭りですから、鉢巻を巻く人は多いです。

 

絶対に巻かなければならない訳ではないんですけど、

「巻くもんでしょ」みたいな感じで巻く人は多いです。

 

首に御守をかける人もいます。

 

御守本体と、生れ年の5円玉がセットになった御守です。

 

僕は御守を首に掛た事がないので、

5円玉にどういう意味があるのか分らないです…

 

僕が曳いてた頃の話ですが、

鉢巻は9割方の人が巻きますが、

御守は掛る人と掛ない人が半々~6:4位でしたね。

 

鉢巻と比べると、御守は掛ない人も多いみたいです。

 

逆に掛る人は、学校にも御守を掛てきてましたけどね。

 

9月前半は祭気分ですから、その間、学校に御守を掛てくる子も、男女問わず一定割合でいました。

 

髪型は基本は自由ですが、

女子は編込する人が多いですね。

 

編込するしないは自由ですが、8割9割の女子は編込をしたんじゃないでしょうか。

 

地車を曳く女子達にとっては、楽しみの1ではないでしょうか。

 

ただ、あの髪、一旦編込むと、ほどくまで髪を洗えないらしいです。

 

ほどくのも簡単じゃないみたいですし、

編込むのも結構な時間が掛るらしいので、

祭りの一時期にするのが限界みたいです。

 

僕からすれば面倒臭そうなんですが、

当人達からすると、それでもやっぱり祭りの楽しみみたいですね。

 

 

襷、団扇

 

曳き手の中には、襷を掛てたり、団扇を持ってたりする人がいます。

 

この人達は、役職のある人達である事が殆どです。

 

団長とか幹事とか、そういう系ですね。

 

何もない人より、何か偉い人の方が襷を掛たり法被の柄が違ったりするだろうなあというのは想像できると思いますが、

そういう事です。

 

 

 

法被の柄は町毎に違うのはご存知の通りです。

 

でも、地車の写真や動画をよく見て貰えれば分りますが、

パッチや足袋等は好き放題なのかというと、そうでもないのに気づきます。

 

法被以外の色をどうすんのかというのも、町によって決ってます。

 

正確に書くと、

明文で決ってるというよりか、

強い慣習として存在します。

 

「うちの町を曳くのにその色はありえへんやろ!!」

みたいな。

 

皆が白いパッチ履いてるのに、1人だけ黒いパッチ履いてたら、そら ‘浮く’ のは分りますよね。

 

法被の下に着る ‘下着’ については、パッチや足袋ほどにはそういう慣習は強くないです。

 

僕がお世話になってた町でも、

僕は白の胸当やTシャツを着てましたけど、黒の胸当つけてる友達もいましたよ。

 

法被は ‘制服’ 扱いですが、

それ以外は ‘空気感’ をどう読むかだと思います。

 

 

Tシャツ

 

女子は、高校卒業、18才頃で法被を着なくなります。

 

男でも、町会に入って曳行の一翼を担ってはいないけど、地車について走ってる人達がいます。

 

こういう人達は、その町の柄のTシャツを着ています。

 

下は自由ですね。

 

パッチも地下足袋も履きません。

 

僕はそういう人達の下半身をまじまじと見た事がないので(笑)、彼ら彼女らがどういう格好してるかは案外と盲目ですが、

多分、ジーパンにスニーカだと思いますよ。

 

 

すみません、切り上げます

 

今回はとりあえず、

地車の形、やってる地域、曳き手の服装

について解説しました。

 

本当はもっと語りたかったのですが、

これ以上書きだすと余りに量が多くなりすぎる事に気づいた為、今回は途中で終了して切り上げます。

 

まだまだ興味ある方は、次回以降も楽しみにして頂けた幸です。

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました