国家承認とは 国を国として認める
今回は、国際法における承認について解説しています。 承認とは、ある国が、ある国やある政府に対し、「あなた達を国や政府と認めます」という事です。 大きくわけて国家承認と政府承認があり、更にそれらの中に明示の承認、黙示の承認、法律上の承認、事実上の承認、がそれぞれあります。 承認は各国の裁量でまちまちです。故に •甲国は乙国を国扱いしてるが、丙国は乙を国としては認めない •国連に加盟し、国連がきちんと国扱いしてるA~Z国で、BとCは互いを国として認めていない という事態が起こりえます。 きちんと体裁が整ってないにも関わらず承認すると、「尚早の承認」とよばれ、内政干渉として違法になります。