部活動の顧問と喧嘩しました
私は生徒時代、ある部活動に入っていました。
その部活動で、顧問と喧嘩しました。
私の部活動への姿勢
勝利も重要ですが、
部活動を通して先輩後輩と遊んだり、試合や合同練習で他校の生徒と知合ったり、
そうやって人間関係ができ、思い出ができるのがとても楽しかったです。
‘楽しむ’ に重きをおいていました。
顧問への第1印象と評判
私が入部した折、
顧問は新卒か、新卒に近い年齢で、容姿も爽やか。
学校では私とは異なる学年を教えており、
その学年の評判は悪かったです。
その学年の部員で、「あの顧問、嫌い」って言ってる部員が沢山いて、
「あの顧問、いい」って言ってる部員はいませんでした。
だけど私にはよく分りませんでした。
私へは朗らかに接してくれてたので、
初めは大好きでした。
転機
私が入部して1年ちょっとたったある日、
先輩が遊んでたのか悪ふざけしてたのか…
で、顧問が烈火の如く怒りました。
あんなに怒った顧問は初めてでしたね…
その折から顧問の部員への態度が変りました。
以前は、はっきりいって緩かったです。
よくはなかったんでしょうが、
練習が終ってから遊んだりもしょっちゅうしでましたが、目立って怒られたりはしませんでした。
放任というか、黙認でしょうね。
ですが、以後は日々の練習を統制を強化します。
顧問といえど、毎日は出席できません。
以前は部員が自主的に練習してましたが、
出席の可不可に可不可に関わらず毎日、練習メニューを指示したり、
練習が終ったら報告させたり。
練習への指示はまだしも、
練習が終ってからの報告があるので、練習後に遊び辛くなりました。
追打ちをかけたのが、先輩の引退。
先輩は部員数が多くて、面白くて楽しい人ばかりで、
練習が終ってから、先輩とはよくあそんでました。
そんな先輩が大勢で引退したので、
私にとってはでかい喪失です。
しかも先輩が引退すれば、
その役は後輩にきます。
私は副部長になりました。
副とはいえ、元来は顧問の教えを部員に守らせる役ですが、
その私が顧問の方針に反発してますからね…
顧問と私の考え方の差異は時と共にどんどん大きくなりますし、
顧問の統制もどんどん強くなっていきました…
喧嘩
あれは春休みだったかな…
顧問と私の対立が表面化しました。
恐らく私の練習態度が不真面目で、
顧問が私を怒ったんだと思います。
顧問の怒りに私が逆ギレしまして、
詳細は忘れましたが
「最初は優しかったのに顧問は変った」みたいなのを言ったと存じます。
対して顧問から言われた詳細も覚えてませんが、
「変ったのは私じゃない! 君だ!」とは言われた記憶があります。
わが部活動、私と対立してる顧問以外にも顧問がいて、
時を前後して、別の顧問が仲裁に入ってくれました。
仲裁してくれた顧問とは個別で話しました。
私はその折、どれだけ伝えたか覚えてないですが、
- 私は部活動を楽しみたい
- 練習が終ってから遊んだりもしてた
- 勝つのも大切だが勝利の追求だけが部活動じゃない筈
- 顧問を蹴りたくなってくる
ら辺は、正直に伝えた筈です。
仲裁してくれた顧問は、部活動の競技に長年の経験と実績があり、
甘い顧問ではない、と思っていました。
部活動後に遊んでるとか、蹴りたいとか…
よくない話も正直にしまして、怒られるかと思いましたが、怒らずに私の話を真摯に聞いてくれました。
顧問からは、「部活動の競技を何度もやめようと思ったが、続けてよかった」というお話を賜りました。
解決にはならなかったですが、
話を聞いてくれたって感謝や信頼は大きかったです。
ですが更なる追打ちが…
仲裁に入ってくれた顧問が転勤になりました。
なのでわが部活動の顧問は実質、私と喧嘩してる顧問だけになりました。
‘実質’ というのは、顧問が1人減ったので、4月から顧問が1人、補充されたのですが、
補充された顧問には、その競技の経験が殆どございせん。
顧問の人数は変らなかったのですが、
私と喧嘩してる顧問を抑えれる力のある顧問がいなくなったのです。
入部した頃は部活動が学校生活の息抜きだったのですが、
この頃になると部活動が学校生活で最大の負荷になっていました。
本屋に寄っては雑誌とか立読みして憂晴らしし(立読みぐらいじゃ晴らせないですが…)、帰るの遅くなって、親にも怒られる様になり、
春休みには家に帰って泣いたのもあります。
顧問に怒られて逆上し、「そんなん言うんだったら毎日練習行ったろじゃないか!」ってやけ糞になりましたが、
親にとめられ、
春休み以降は週1回ぐらいしか出席しませんでした。
いつだったか、親と顧問が話合ってくれたのがあります。
ですが、試合か練習試合かの最中で、
親と顧問がどんな話してたのかは知らず、
解決にもなりませんでした。
どんな話したのか、親も教えてくれませんでしたしね。
で、顧問とは喧嘩別れしたままです。
真に嫌われてたのは…
「顧問への第1印象と評判」章で記述しましたが、
噂によれば顧問は嫌われていました。
顧問の統制が強くなるにつれ、「本性だしたな」と思いました。
顧問との仲が悪くなるにつれ、
「あの顧問うざいよね」と後輩と話してました。
後輩も「うん」とか「嫌い」とか言っていたので、
「やっぱり私が正しくて顧問が間違ってる」との発想になりました。
ですがある折ふと気づいたのですが、
顧問とあれだけ喧嘩したのは私だけなんですね。
後輩も口では「嫌い」だの言ってますが、
大して問題が起きてないんですね。
そこで疑ったのが、
「顧問を悪と考えてたのは私だけだったのでは!?」という。
「顧問はあんなに嫌われてたじゃないか!?」と思ったのですが…
実はそんなに嫌われてなかったのか、
陰口を言う私がうざがられたのか、
顧問と私の対立に関心がなかったのか…
私が逆に嫌われたかは不明ですが、
少なくとも私が支持を集められませんでした。
「顧問を嫌い」っていう証言や噂を過信し、己へ都合よく解釈したのが1因かもしれません。
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