基礎基本が重要といわれた
勉強は基礎基本が重要!
こんなの、いわれませんでした?
私は、中学ではそんなにいわれなかったんですが、
(私が気にとめてなかっただけかもしれません…)
進学校に進学すると、よくいわれました。
殊、強調してきたのが進研ゼミ!
月1ぐらいで手紙がくるのですが、漫画が入ってる手紙がありまして、
登場人物(主人公の部活の先輩とか)が「基礎が重要」「基本が重要」と力説してました。
学年が低いと殊、いわれましたね。
「高1高2は基礎だ!」と。
「今の内に基礎しとけ!」と。
基礎とは?
基礎の定義は?
っていうと、教師も進研ゼミも、はっきり定義づけはしてなかったんですね!
ですから、基礎とは?が、実はとても曖昧なんです。
私は、
単語、文法、慣用句、熟語、…
こういったのが基礎になるのかなあと存じていますので、
この記事では、こういうのを基礎とさせて頂きたく。
ついでに、基礎の反対は応用ですが、
長文読解とかが応用かなあと存じていますので、この記事ではそうさせて頂きたく。
基礎を軽んじてしまう罠
ですが、進学校の低学年だった私は、基礎を重視しませんでした。
日々の授業も、定期試験も、読解が主でしたから。
読解できなきゃ正解できないじゃん!
単語の意味とか、係結びとか、
「知ってるだけじゃ読解できねーじゃん!」
って思ってました。
多義語とか、~させ給への「させ」と「給へ」が尊敬語か?謙譲語か?誰を敬ってるのか?とか、
読解できなきゃ解けないでしょ!?と。
単語帳やら文法の参考書やらは、意味とか例文とかぐらいは載ってるんですが、
「じゃあ、この長文での正解は?」ってなるんで、「とはいえ応用じゃないか!」とは思ってました。
こういう問題って、文の流れだけでいえばこの意味がより適当なんだけど、単語の意味としてはこっちが正解!みたいなのがちょくちょくありまして。
文脈だけで答えたら不正解になる様に作問されてたんですね!
ですが高校生だった私は、日々の授業だけでは気づきませんでした…
授業が応用
英語にしても国語にしても、日々の授業は、教科書に載ってる文を読解していきますよね。
単語だけ、文法だけ、慣用句だけ、熟語だけ、…
を、がっつりやる授業って、我々にはなかったんです。
そういったものばっかりやる授業があって、授業ごとに小試験があって、…
とかであれば、否応なしにできたんですが、
我々は己で勝手にやんなきゃいけなかったんです。
運動部だと、素振だの走込みだの玉拾いだのって、強制されるからやらざるをえないですよね!
ですが授業は長文ですから、
バレーでいうなら、リフティングもろくにできてないのに紅白戦させられる。みたいなものです。
授業じゃなく、自学自習で基礎を勉強しなきゃいけない!って、気づけたりやれたりした生徒はいいんですが…
教科書のせいか、学習指導要領のせいかは不明ですが、
私としては、高1から長文読解するんじゃなくて、単語、文法、慣用句、熟語、…、だけの授業があれば、余計な苦労せずにすんだのかな!?と、悔やまれす。
私が基礎を習得した勉強法
防衛大学校を入校辞退したので、
※参考に、防大絡みの記事をあげます。
浪人しました。
現役では苦労したのは基礎ができなかったからかなぁと、薄々気づいていたので、
浪人では基礎やってみるか!と。
とはいえ1年しかなかったので、どうしたかというと、
板書を写すのを、古典で写したんですよ!
「武田勝頼は天目山で自刃した」
っていう板書を、
「武田勝頼、天目山にて自刃せり」
って写したり…
英語の講義なのに、机には英語の参考書だけじゃなくて古典の文法の参考書があったり…
1つの講義で複数の教科を勉強してました。
そうこうしていって、基礎ができていったかな!?と。
基礎ができると、不思議と長文が読めたんですよ!
現役では、内容や主張がそんなに理解できなかったんですが、
浪人で基礎やると、’読める’ってなったんですね!
天空の城ラピュタで、ムスカが石板の文字を、「読める! 読めるぞ~!」って興奮してましたが、
ムスカの気持ちが理解できたんですよ(爆笑)

さっきもいいましたが、単語なり文法なりの、正解な意味や使用法を理解してないと、
文脈だけで読んでたら不正解になる様に作問されてたんですね!
だから基礎が理解できてないと読解できなかったんです。
これを、現役でやれてれば、もっといい大学にいけたんじゃないかなー!?と。
だからこそ、教科書ばっか読まないで、基礎を強制でやる講義があってもいいんじゃないかと信じますが、
読者はどう思いますか?
コメントでお教え賜れれば幸です!
