大学進学をめざす現役高校生って、「浪人」というものを、したくない! という人たちって、相当数! いますよね!
お金はかかるし1年間勉強づけで遊べないし、現役で受かったやつはウハウハ大学生活満喫してるし!!!
ただまあ、したらしたで、現役の時には得られなかった気づきみたいなんはありますよ!
そんな気づき欲しいかいらんかは別にして。
まずびっくりしたのは
「模試のやり直しなんかせんでいい!!!」
っていう先生がいたこと!
それも近畿圏の駿台の中では有名な先生がそういってるんですよ!
しかも2人も!!
何でかっていうと、彼らの共通の言い分は
「模試の問題は質が悪い」
と。
「そんなもんのやり直しに時間さいてるぐらいなら過去問やれ!!!」
と。
この理屈はねえ、
確かに急所ついてるように思います。
確かによくよくみてみると過去問に比べると模試の問題て質はよくないですよ!
しかも、
国語のN先生が言ってたことなんですが(このN先生は駿台現代文のなかでも有名な先生です。 一応書いとくと!)
「例えば夏期講習の前とか、あえて模試の難易度あげたりする」と。
「んでショック受けさせて夏期講習の申し込み者数をあげるんや」と。
「そんで講習終わった後の模試はそこまで難易度あげたりせえへん」と。
「受講前より成績上がった実感持ってもらうためにな!」と。
そんなこと言ってたような記憶あります。
当然それがホントかどうかしりませんよ、僕!
ただ仮にも予備校‘側’の人間が言ってることですからねえ、
頭ごなしに排斥する前に一旦は吟味した方がいいのかもしれません…
もちろんね、模試の成績と本試験の成績って「連関してるやろ!?」っていわれたら、確かにそういう場合は多いんですよ!
ただ、
模試は全然できるのに本番で急にこけ出すやつ
とかも、‘大漁’とは到底いえませんがいるにはいますよ、ポツポツ。
あるいは逆に、僕は直接お目にかかったことないんですが、模試は全然歯が立たんのに本番は普通にすごいいい点とる人もいる、っていうのも、聞いたことはあります。
英語のT先生が話してくれた一例なんですけど、
その先生の教え子の1人がセンター試験の模試で、とれて120とかなんですって、200点満点中の。
で、その子はずっといい続けてたそうです
「こんな質の悪い問題ばっかりさせられんのは困ります!」と。
T先生もT先生で
「せやんな! お前は絶対本試験はできるから!!」
っていい続けてたそうです。
具体的に何点とったかっていうのは、言ってたかどうかすら忘れましたけどいい点とってたのは間違いないです。
さきほど 模試の問題は本試験より質が悪い
って書きましたけど、
極めて‘なんとなく’なんですがこの傾向は特にセンター試験に強くあてはまるように思います。
残念ながら僕はそれを強く実感できるほど頭良くはなれなかったんですけど、
さっきのT先生もさんざん言ってましたし、僕の友達も「確かにそういわれてみれば本試験の過去問の方が良質や!!!」って言ってました。
T先生なんか
「センター試験は、美しい!!!」
っつってましたからね(笑)
受験生時分からすれば「ナニ言ってんのかな、コイツ!!?」って感じですけど(大笑)
同じことまた書きますけど
模試の成績が本試験と連関してる人の方が当たり前に多いですから‘本試験の美しさ’とか気にせんでいい人の方が多数派ではあります!!!
たださんざん書きちらしたように
「模試の成績は役にたたん」
ていうのもそれなりに説得力もった議論として存在するでしょうし、
特に
模試と本試験の過去問で成績が全然ちがう
って状態の人なら、今まで書いてきたことが、もしかしたら参考になるかもしれませんよ!
自分がどっちタイプか見極めた上で、模試なり過去問なりをうまく使いこなせたら、また一歩第一志望に近くなる、かもしれません…!
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