牛丼屋のアルバイトは本当に忙しい?時間帯・立地で全く異なった
では、牛丼屋の忙しさについて述べました。
そんなに忙しいのだから、さぞ色んな学びがあるんだろう!?
そう思いませんか?
何をもって学びとするのか?にもよりますが、
技術が身につくか?で検証しましょうか。
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牛丼屋のアルバイトは本当に忙しい?時間帯・立地で全く異なった
覚えるのが沢山
牛丼屋の仕事は、覚えるのが沢山です。
店長からは「皆が1人で全ての仕事ができなければならない」といわれました。
適宜、分担はしましたし、
昼と夜では仕事が異なりましたから、夜勤しなければ夜勤の仕事は覚えなくてよかったり。というのはありましたが、
‘ホールしかできない’ ‘厨房しかできない’っていうのは、うちの牛丼屋ではだめでした。
ですから調理は勿論、機械の維持保全、掃除、紙ナプキンや紅生姜の補充、…
やり方だけじゃなくって、いつするのか!?とかも覚えなきゃいけませんでした。
調理1つとっても、
牛丼屋といえど牛丼’だけ’はないじゃないですか。
定食があったり、
咖喱があったり、
うどんがあったり、
鍋があったり、
…
そういった1つ1つを覚えていかねばならんのです。
牛丼屋も、ある程度は配慮してくれてます。
牛丼だろうが、海鮮丼だろうが、咖喱だろうが、
並であればご飯の量は一緒だろうし、
1つの具材を複数の品目に使ったりもするでしょう。
ですが品目が多いのです。
極力統一しようとはしてますが、品目の量に負けてしまってます。
牛丼が
1→2→3で作る
とすると、
海鮮丼が
1→2→3→ア→イ
季節の鍋が
1→2→2.5→a→b
みたいなんですよ。
ですから、2の次が
3だったっけな~
2.5だったっけな~
アかな?aかな?
みたいになるんです。
パターンを全て覚えなきゃいけなかったし、
「牛丼屋のアルバイトは本当に忙しい?時間帯・立地で全く異なった」でも述べましたが、
覚えたとて、てきぱき動かなければなりませんから、迷ってられなかったんです。
覚えるだけじゃなく、体に染込せなきゃいけなかったです。
調理技術
意外かもしれませんが、牛丼屋では調理技術は身につかなかったです。
覚えるのが沢山で大変でしたが、
具材は殆ど冷凍や冷蔵のパックで、
漬物であればそのまま盛付け、丼の具材であれば、湯煎して開封して丼に盛る…
牛丼のたれも、記憶が曖昧ですが、粉末と液体たれをまぜて水で薄める…
だったかな…
どの具材をどの丼に盛る?であったり、
たれの原液と水の比率であったり、
覚えるのは沢山ですが、
店でだし取ってるでもなし、
下ごしらえの味付けするでもなし…
私の勝手な妄想ですが、
調理というより、プラモデル組立ててた印象でした。
調理した’気’にはなるんですが、
肝になるのは具材が店に着くより先に終ってる…
カップ拉麺でも、湯を沸かして粉末と液のスープをまぜるだけでしょ!?
たった其だけを’調理’と称していいのか!?と。
…というのと一緒です。
元々、己の店を持ってたが、畳んで牛丼屋で働いてた人がいました。
その人がいうには、働きだしてびっくりしたのは、
包丁すら使わない!
一応、うちの店には包丁はあったのですが、殆ど使わなかったです。
他の店だと、具材ごとに専用の切断器があったりしました。
料理人って、包丁を使って当然!という認識なんでしょう。
己の店で料理人やってたのが、牛丼屋では包丁すら碌に使わないのは、その人にはとてもびっくりだったんでしょう。
私は飲食勤務は初めてだったので、そんなもんか!でしかなかったのですが。
接客技術
入店すれば、研修っぽいのはあって、
注文の取り方とかは教えられます。
そういうのを接客技術とするなら、学べるといえば学べます。
牛丼屋は、というよりファストフードがそうですが、
客の回りを速めてたくさん売る、薄利多売の商いです。
ですから’捌く接客’ですね。
バーなんかでよくある、店員と客が仲よく喋る。
なんてのはなかったです。
而も接客までマニュアル化されてましたから、
覚えた台詞を喋るだけ。っていうのもありました。
1人1人によりそう。ではなかったですね。
接客は最小限で、客の回りを速くする店は、牛丼屋のみならずですから、
そういう店で通用する接客なら学べるでしょう。
忙しかっただけ…
学びは、あったっちゃありました。
接客技術もそうですし、
メモ取るとかも。
ですが接客はさておき、
メモってのは、どこで労働するにも要ります。
‘牛丼屋で’学んだというより、
‘初めてのバイトだから’学んだのでした。
牛丼屋の労働って、1つ1つは簡単で、誰でもできるんです。
難しいのは、複数こなしたり、テキパキこなしたり、しなきゃいけなかったのです。
マルチタスクや要領のよさは、もしかしたら学べるかもしれません。
ですが私としては、ひたすら忙しかった!というのしな残ってないです。
牛丼屋でしか会得できない技術を会得できたかというと、
私はできませんでした。

