国際人権法を分かりやすく解説 -世界人権宣言・国際人権規約・人民自決権-
人権は元々は国内問題でありますが、放置すると重大な国際問題に発展する恐れがあり、国際法が規律するに至りました。
人権を巡る条約には、国連憲章、世界人権宣言、国際人権規約、その他地域条約や個別条約があります。
国際人権規約には社会権を規定したA規約、自由権を規定したB規約、個人通報制度を規定した第1選択議定書、死刑廃止を規定した第2選択議定書、があります。
人権を普遍の価値とする西欧普遍主義と、国それぞれとする文化相対主義や経済•社会的発展による程度問題を主張する考えが対立しています。
人民自決権は
1.外的自決は外国の支配からの解放
2.内的自決は政治的な意思決定の自由
があるが、主には外的自決をさします。
コメント