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国家承認とは 国を国として認める

今回は、国際法における承認について解説しています。承認とは、ある国が、ある国やある政府に対し、「あなた達を国や政府と認めます」という事です。大きくわけて国家承認と政府承認があり、更にそれらの中に明示の承認、黙示の承認、法律上の承認、事実上の承認、がそれぞれあります。承認は各国の裁量でまちまちです。故に•甲国は乙国を国扱いしてるが、丙国は乙を国としては認めない•国連に加盟し、国連がきちんと国扱いしてるA~Z国で、BとCは互いを国として認めていないという事態が起こりえます。きちんと体裁が整ってないにも関わらず承認すると、「尚早の承認」とよばれ、内政干渉として違法になります。
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国際法主体とは 国際法は誰の為の法で、どんな登場人物がいるか

今回は国際法主体たりうるもの、例えていうなら国際法という ‘物語’ の ‘登場人物’ について叙述しました。勿論、国が主要な国際法主体であるのは言わずもがなですが、それ以外にも交戦団体、亡命政府、民族解放団体、国際組織が国際法主体たりえます。個人は国際法主体とはなり難いです。
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どっちが偉いの? 国際法と国内法 

国際法と国内法の関係を書いています。ざっくり纏めると、1.国際法と国内法をどう調整するのかというと、矛盾抵触した部分だけを調整して、それ以外では特に上下関係を決めないのが一般的2.国際法違反にその国独自の法律を言い訳にはできない3.国際法を国内にどう受入れるかは、各国の都合のいい様にやってるが、一部を除き、何らかの法的な受容手続きがある位を抑えておけば大丈夫かと思います。
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国際法をわかりやすく解説 国家総合職・外務専門職

そもそも国際法とは何なのか、について解説しています。条約と国際慣習法で構成されると理解しておけば、差し当たり大丈夫だと思います。それ以外の細かい論点、例えば判例や学説は国際法たりうるのか、といった点も述べています。後は国際法の学習法についても私見を書いています。ぜひ学習の参考にして頂ければと思います。
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今更聞けない日本文学 独自性かガラパゴスか 公務員試験対策文学・芸術 前近代以前

前近代の流れの大まかは、前半は中国の影響からの脱皮、後半は文学の大衆化です。江戸時代は鎖国してましたし、それ以前もそんなに外国と頻繁な交流があったとはいい難いので、長い時間をかけて独自の文学を発展させたのが我が国だと思います。
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流れを抑えよう 公務員試験対策 文学・芸術の西欧文学から学んだ事

古代ギリシアの人間を強く美しく書こうとする文学は、人間の弱さから信仰心を生もうとした中世基督教会にとって邪魔でした。ルネサンスによって中世の基督教価値観が崩れ、古典主義が教会なき後の社会を理性によって示そうとし、ロマン主義が理性より情熱に訴えかけ、写実主義が心より外面を描こうとし、象徴主義は自然科学では測れない内面を重視しました。
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ヨーロッパでも出る杭は打たれる 公務員試験対策の文学・芸術分野の近代以降で学んだ事

公務員試験対策の教養択一の文学・芸術の近代以降です。印象派は出てきた当初は世間から批判されていました。当時のフランスの主流派芸術はフランスの王権と結びついており、一種の既得権益でした。印象派の登場は、そんな人達にとって宜しくなかったのでしょう。今回のうぷ主の1番の学びはそこでした。
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ハードからソフトへ 公務員は何を学んできたか 文学・芸術 古代~近世

公務員試験の文学・芸術は、文学・芸術の歴史的な流れから出題されます。主にヨーロッパの文学・芸術史について、それぞれの時代の様式を解説しています。ある程度技術が進歩すると、権力者の権威付けの為に巨大な建築が発達しましたが、より時代が進むと、絵画等のソフトな芸術が発展します。
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